建築都市デザイン演習2
(Exercise of Architecture and Urban Design 2)

受講対象年次

都市工学科3年生

開講学期

後学期

単位数

選択2単位(コ占)

担当教員名

丹羽和彦・三島伸雄

教員居室

理工学部4号館3階

担当教員の連絡先

電話: 28-8570  e-mail: niwa@cc.saga-u.ac.jp

【授業概要】
建築都市空間の企画・計画・設計に関する応用教育である。第1課題では設定された対象地区の空間についてフィールド調査を行い、地区空間の課題や特質を把握する。建築都市空間整備に関わる企画立案の訓練でもある。第2課題では第1課題で把握した課題や特質に基づいて、対象地区内の特定施設やランドスケープなどに関わる計画・設計を行う。

【学習目標】
(1) 自らの空間認識能力を向上させる。
(2) 地区の空間的課題や特質を読み取る基礎的能力を養う。
(3) 地区の課題や特質を踏まえた提案を行う能力を養う。
(4) プレゼンテーション能力の向上を図る。

【授業計画】
<第1課題:地区の空間サーヴェイ>(三島・後藤)
ある地区を対象として空間的な調査を行い、その魅力の再発見や課題の抽出を行う。そして、建築・都市の計画および設計に結びつけるための基礎的なデータをつくる。そのデータや分析結果は1つの共有の成果物としてまとめる。なお、作業はグループ作業も可とするが、2名以下で行うものとする。(7週)

<第2課題:地区もしくは施設の計画設計>(丹羽・三島・後藤)
第1課題で浮かび上がった地区の空間的課題や特質を踏まえ、地区もしくは地区施設の計画設計と提案を行う。ただし2人1組のグループ作業で行うものとする。(8週)

各課題の最終週に講評会(ジュリー)を行う。講評会での出席・発表を持って作品を受理したと見なすので、必ず出席して発表すること。
作品提出は講評会の終了後とするが、作品の内容や表現などが不十分な場合には期限をあらためて再提出を要求する。

【テキスト・参考書】
各出題内容により指示するが、2年生設計演習に引き続き下記のものを用意すること。
  日本建築学会、「コンパクト建築設計資料集成」、丸善
 吉田研介著、「建築設計課題のプレゼンテーションテクニック(新訂版)」、彰国社

【成績評価方法】
各課題に対して議論しながら作成し提出した作品について評点をつける。成績は、第1課題、第2課題の提出物の各評点をもとにつける。ただし、各課題の中間発表会ならびに講評会に無断で欠席した場合には放棄と見なす。作品提出は講評会の終了後とするが、作品の内容や表現等が不十分な場合には、期限をあらためて再提出を要求する。2課題のうち1つでも提出されなかった場合は、最終判定をせずに保留とする。

【備考・その他】(関連する科目,関連学習,履修上の注意,オフィスアワー,等について)
コース占有科目として、コース履修者は必須の科目である。他の授業と異なり、作品づくりのために演習時間外の作業も必要である。演習のなかでのディスカッションを適宜吸収し、作品の質を高めることも求められる。設計は継続性が重要である。居住環境デザイン演習(2年生後学期)、建築都市デザイン演習1(3年前学期)も受講しておくこと。
さらに建築・環境デザインの作品等に数多く触れて、演習に参加することが求められる。