建築法制度とデザイン
(Building Law and Design)

受講対象年次

都市工学科3年生

開講学期

後学期

単位数

選択2単位

担当教員名

三島 伸雄

教員居室

理工学部4号館3階

担当教員の連絡先

電話: 28-8703  e-mail: mishiman@cc.saga-u.ac.jp

【授業概要】
建築関連法制度は建築や都市空間をつくりあげていくための実質的な仕組みである。それらは良好な建築都市空間の実現のために国民として最低限守らなければならない基準であるが、おのずと限界もある。ここではそうした建築関連法制度の仕組みや基準を理解するとともに、建築・都市デザインにおける課題や可能性について考える。

【学習目標】
(1) 建築関連法制度の体系を理解する。
(2) 建築および都市デザインで最低限知っておかなければならない基準を理解する。
(3) 建築基準法の単体規定と集団規定の内容を理解する。
(4) 建築基準法を踏まえたこれからのデザインの可能性を考える。

【授業計画】<括弧>内は、各回の内容と小テストのタイトルである。
第1回 オリエンテーション
第2回 建築法規を学ぶために(1)   <用語の定義>
第3回 建築法規を学ぶために(2)   <面積と高さの算定方法>
第4回 単体規定と建築デザイン(1)  <一般構造>
第5回 単体規定と建築デザイン(2)  <避難施設>
第6回 単体規定と建築デザイン(3)  <居室の採光>
第7回 単体規定と建築デザイン(4)  <居室の換気>
第8回 単体規定と建築デザイン(5)  <耐火建築物>
第9回 単体規定と建築デザイン(6)  <防火区画>
第10回 集団規定と街並みデザイン(1)<用途制限>
第11回 集団規定と街並みデザイン(2)<建ぺい率>
第12回 集団規定と街並みデザイン(3)<容積率>
第13回 集団規定と街並みデザイン(4)<高さ制限1>
第14回 集団規定と街並みデザイン(5)<高さ制限2>
第15回 定期試験

【教科書】
日本建築学会、「建築法規用教材」、丸善 
建築法規編集会議編、「建築関係法令集」、総合資格
   ※見出しなどは、一級建築士で注文すること。

【成績評価方法】
出席2割、定期試験8割で成績を評価し、60点以上を合格とする。ただし、全講義回数の2/3以上の出席をもって成績評価の対象とする。
出席チェックについては、伝言板出席カードを配布し、講義終了時に回収する。また、毎回の講義の最後20分間に小テストを行う。解答は、伝言板出席カードに記入し、自己採点すること。ただし、小テストの結果は成績評価に含めない。
定期試験は、法令集(建築士試験で認められた書き込みはよいが、それ以外の書き込みは不可)と教科書の持込み可とする。ノートの持込みは不可。試験中に法令集をチェックする。問題の2/3は小テストに何らか修正を施したものとするので、よく復習すること。再試験は行わない。

【備考・その他】(関連する科目,関連学習,履修上の注意,オフィスアワー,等について)
関連する講義は「居住環境計画」「地域施設計画」「アーバンデザイン」などである。また、「建築都市デザイン演習U」には、学習したこと(特に単体規定の一般構造)を反映することが望まれる。一級建築士、二級建築士の受験においては必須の科目である。
オフィスアワーは火曜日9時〜12時とするが、事前の予約が望ましい。